AKASHI S.U.C.では、主幹工場である宇部工場、制服工房くらしき、さくら工場のほか6つの関連工場を中心として、高品質のものづくりを日々心がけています。しかし、生産体制がいくら充実しても、エンドユーザーのさまざまなニーズに応えることはできません。生産と物流、このふたつが高レベルでかみあって、初めてお客様の満足を得ることができると考えています。
制服の生産には実にさまざまな工程があります。またほかの衣類にはない、学生服特有の特殊な工程も数多くあります。ここでは企画から仕上げまで7つの代表的な工程を詳細にご紹介します。最新の専用機械を導入したテクノロジーの部分に、ひとの技術や経験が加わった、極めて高度なものづくりの過程を見ることができます。これで明日から制服の見方が変わるかもしれません。
AKASHI S.U.C.には3つの主幹工場があります。延床面積約7,000平方メートルの建物内でハンガーシステム(イートンシステム)を採用して製品の送り作業を全自動化した宇部工場。熟練のスタッフを擁して縫製作業を行う制服工房くらしき。最新の裁断機器を揃えたさくら工場。このほか、沖縄や岡山など6つの関連工場を中心にAKASHI S.U.C.の制服は作られています。
アソートは英語で「取りそろえる・組み合わせる」の意味があります。個々の制服注文に合わせて、サイズを調整する、プリントを入れる、刺繍を入れるなどした商品を詰め合わせるのがアソートです。そしてそれら商品を期日内に間違いないようにエンドユーザーの元に配達する、そのベースとなるのがアソートセンターです。生産とともに制服事業の重要な核となる物流システムを詳しく紹介します。
2012年、西日本の学校オリジナル制服の保管・配送を扱う宇部TACが操業。さらに2013年には関東の学校を中心に制服を保管し、アソートを行う当社最大の物流センター、和蔵ACが操業しています。制服をアソートする能力は、今後さらに多様化するニーズに応えていかねばならない学生服メーカーにとって、極めて重要なポイントであると私たちは考えています。