父が定年まで勤めた会社
父親が当社に勤務していたので、子供の頃から明石のことを知っていました。父は定年退職するまで40年以上、ここに勤めました。当社には他にも長年勤続している社員がたくさんいます。私が当社を志望したのは、安定して長く働ける会社だと思ったからです。
家で見る父は自宅に仕事を持って帰ることもなく、休日はゆっくり休んでいました。そんな姿を幼い頃から見てきたので、無理をすることなく勤められる会社なんだなという安心感がありました。
現在入社3年目ですが、実際に働いてみて居心地のよさを感じています。繁忙期は忙しくなりますが、疲弊するようなことはありません。そしてなにより、仲間がお互いに助け合い、協力しながら仕事を進めるという風土が、社員の働きやすさにつながっていると思います。
数千万円を受注することもある商談
私が所属しているプランニング部AC企画課は、看護・介護服の企画・販売促進をおこなっています。その中で私は商品チラシやプレゼン用の企画書の作成、展示会のレイアウト作成などを担当しています。当社のセールスが病院にウェアを提案する際に使う資料を、私たちがつくるのです。
看護・介護服は、契約が決まれば一回で数千万円の受注になることもあります。そのような規模の商談に使う資料なのでプレッシャーはありますが、そのぶん「契約が決まりました!」とセールスから連絡をもらったときは大きな喜びを感じます。
商品チラシは「イラストレーター」「フォトショップ」といったソフトウェアを使って作成しているのですが、入社前にはまったくさわったことがなく、入社後に一から操作を覚えていきました。自分がデザイン業務に携わることになるとは思ってなかったですが、やりがいを持って取り組んでいます。
商品を深く知る「プロ」になる
まだ経験が浅いので、今は企画書やチラシをつくるまでが自分の仕事ですが、経験を積めば、セールスに同行してお客様にプレゼンテーションをする立場になります。それが任されるようになるまで、商品知識を蓄えながらさらに成長していきたいと思っています。
上司を見ていて「すごいな」と思うのは、商品カタログに載っていない知識も身につけていること。お客様に質問されたときに「この生地は透けにくいですよ」「乾きやすいですよ」と、カタログに載っていない特徴も付け加えているのを見て「私もこんな説明ができるようになりたい」と思うようになりました。
普段から生地を自分の手でさわって感触を確かめたり、ウェアを着た人の感想を聞いたりしながら、商品を深く知る努力をしていくことが、説得力のある説明につながると思います。アイテム数が膨大にあるので覚えるのに時間がかかりますが、いずれは「看護・介護服のプロ」として、自信を持ってお客様にご説明できるようになりたいと思っています。