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【豆知識】ボタンホールには種類がある!

#ジャケット #ボタンホール #ボタン

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学生服の縫製現場では普段聞いたことのない専門用語が飛び交っていたりします。
今回はそんな専門用語の1つ「ボタンホール」について紹介しようと思います!
 
一般的なボタンホールは大きく3 種類あります。
実は…生地によって使い分けているのです!知っていましたか?

まとめ

1️⃣鳩目穴(はとめあな)

穴の形が鳩の目のような形をしている事からこのように呼ばれています。
ボタン穴の先端が丸い形になっていて、この部分にボタンの足や留め糸が入ることで、ボタンを動きにくくさせる役割を持っています。
詰襟学生服、ブレザー、コート、ベストなど厚手の生地や大きなボタンを使うときによく使われるボタンホールです。

●使われている場所
・ジャケット フロントボタン
・ジャケット 本開き仕様の袖ボタン

鳩目穴 

 

2️⃣眠り穴(ねむりあな)

鳩目穴より小ぶりなボタンホール。
穴の形が眠って目が閉じた状態に見える事からこのように呼ばれています。
カッターシャツやポロシャツ、ブラウスなどの薄手の生地で、小さな釦を使う部分によく使われるボタンホールです。

●使われている場所
・ポロシャツ フロントボタン
・ カッターシャツ 袖ボタン、
・ボタンダウンシャツ 衿先ボタン

眠り穴

 

3️⃣眠り鳩目穴(ねむりはとめあな)

“鳩目穴”と“眠り穴”の中間のようなボタンホール。
このボタンホール、ブレザーの左衿部分についているのですが、
映画やドラマのワンシーンで、ジャケットの襟元に花を挿して登場する人を見たことはありませんか?🌹

そう。この穴こそ通称「フラワーホール」とも呼ばれる眠り鳩目穴なのです。
現代では飾りとしての要素が強く、穴があいていない場合もありますが、
先端にごく小さな穴をあけて、弁護士バッジや校章などを付けたり
糸色を華やかにし、アクセントカラー色を取り入れている服も多いです。

眠り鳩目穴


身近だけど名前は知らなかった…という方も多いのではないでしょうか。
身近な「ボタンホール」探してみてくださいね!

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