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名古屋経済大学市邨中学校・高等学校

学校概要

1907年にわが国初の女子商業高校として開校した歴史ある私立中学校・高等学校。
人間として社会生活を営む上において、もっとも大切な心のありかたを示した校訓三則を受け、多くの人材を輩出してきました。

〒464-8533
愛知県名古屋市千種区北千種3-1-37

学校法人市邨学園 名古屋経済大学市邨中学校・高等学校

モデルチェンジのポイント

スクールカラーのエンジを基調としたボレロタイプとブレザータイプのスタイルを採用しました。女子のスカートと男子のネクタイには、学校オリジナルチェックが使われ連動性を持たせました。

モデルチェンジのきっかけ

2020年度から大きく変わる大学入試制度を見据え、求められる人材育成の教育改 革を行いました。そこから制服改革を教育アイテムとして位置づけ、次の100年に 向けた制服が作られました 。

次の100年に向けた制服 エンジを基調に原点回帰

次の100年に向けた制服
エンジを基調に原点回帰

 1907(明治40)年に、わが国初の女子商業学校=「名古屋女子商業学校」として開校。以来、多くの人材を輩出してきた歴史と伝統のある名古屋経済大学市邨(いちむら)中学校・高等学校(澁谷有人校長、生徒数1400人)――。2020年度から大きく変わる大学入試制度を見据え、求められる「自ら考え答えを出し、社会や企業に必要とされる人材」の育成へと大きく舵を切った。

 「そのためここ数年にわたり授業そのものの改革を行ったり、国際理解教育やキャリア教育に力を入れたり……。教育内容を中心に学校改革に着手してきました。制服もその一環として位置づけ改定に踏み切りました」と澁谷校長。「つまり制服を、改革をアピールする“教育アイテム”として位置づけたわけです」と続ける。

 一昨年秋には澁谷校長を筆頭に、管理職と広報部でメーカーを決定しその後は広報部が主体となり進めました。「その1年ほど前から学校改革と並行して、新制服の概要を煮詰めておりましたが、メーカー決定後も校内では制服への思いが各教員とても強く、かなりの議論がありました。」(澁谷校長)

 まずは制服メーカー5社に趣旨を提示。それぞれ試作してもらった。「一番強調したのが『愛知県内で一番!を主張できる制服』。本校のスクールカラー=エンジを基調にしたもので、他にはない独自の制服であることをまずお願いしました」と澁谷校長。一時期エンジを基調とした制服を採用していたこともあって、あえて『原点回帰』を志向した。加えて「品質の良さはもちろんのこと、機能性に富んだものであることも求めました」

 結果、最後まで迷ったもののAKASHIS.U.C.の制服に決まった。「私たち教職員が抱いていたイメージに最も近かったというのが、一番の選定理由でした」。とはいってもそれから微調整が始まった。逡巡したのはなによりも色だった。「エンジ」とひと言で言ってもさまざまな種類がある。それぞれが光の当たり具合などで微妙に違ってくる。「これか?」「あれか?」――。迷いに迷い何度も試作を要望した。「色だけで半年。20着ほど試作してもらいましたが、AKASHIさんにはそのすべてに、嫌な顔一つせず対応していただきました」

 最終的に決まったのが、「次の100年に向けて、新しい時代を作る市邨の新制服」をキャッチフレーズとしたもの。エンジを基調にしたデザインで男子が中・高ともブレザータイプ、女子は中がボレロタイプ、高がブレザータイプ。加えて女子のスカートと男子のネクタイには、スコットランド№1の世界的キルトメーカー=キンロックアンダーソン社製の、世界にひとつだけのオリジナルチェック柄が使われている。

 さらには高品質なウールながら自宅で洗濯できる素材を採用。空気の力で抗菌・消臭する空気触媒清潔加工も施され、シャツ・ブラウスはノーアイロンで着用が可能だ。

 「これまで数回、学校見学会を行いましたが、新制服の試着コーナーは大盛況。子どもたちだけでなく保護者の方々の評価も、非常に高いです」と澁谷校長。確かな手応えを感じている。

日本教育新聞 平成29年1月2・9日付掲載より一部抜粋
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